
軽貨物運送アルバライズ、【抗議】世田谷区での理不尽な歩行者妨害取締りについて
本日、私は東京都世田谷区のある商業地域にて、完全に安全確認を行い、徐行して信号のない横断歩道を通過しました。
しかしその直後、白バイ警官に停止を命じられ、「歩行者妨害」の違反であると指摘されました。しかもその態度は非常に高圧的で、車を路肩に誘導されるやいなや、一方的に違反を言い渡されたのです。
私は冷静に「どのような違反なのか」を尋ねました。すると警察官は、
「70代くらいの女性が歩道に立っていて、あなたの車が通過した後に横断歩道を渡った。それが妨害にあたる」
という説明を繰り返すばかりでした。
■現場の状況と私の対応
その場所は人通りが非常に多い商業エリアで、歩道には常時複数の歩行者が行き交っています。
信号機のない横断歩道の手前には、確かに歩道上に何人かの人が立っていたり、歩いていたりしましたが、明らかに「横断しようとしている」と判断できる人はいませんでした。
私は道路交通法の定めるとおり、「横断しようとする歩行者がいないことを確認」し、さらに念のため減速・徐行して通過したのです。
にもかかわらず、警察官は「歩道に人がいる限り、車は絶対に止まらなければならない」と断言しました。
私はこう反論しました:
「その論理でいえば、商業地域の横断歩道は“開かずの踏切”のような状態になります。歩道に常に人がいるなら、車は永遠に通過できません。それでは交通の流れそのものが成立しません。」
それに対して警察官は、
「それでも止まるのがドライバーの義務であり、法律です」
と、取り合おうとしませんでした。
■本当に法律は「歩道に人がいるだけで一時停止義務がある」と定めているのか?
道路交通法第38条第1項では、以下のように定められています。
車両等は、横断歩道等を通過する際に、当該横断歩道により進路の前方を横断し、または横断しようとする歩行者があるときは、その直前で一時停止し、通行を妨げてはならない。
ただし、歩行者がいないことが明らかな場合を除く。
この「横断しようとする」とは、たとえば歩行者が横断歩道の前で立ち止まり、車の様子を見ながら一歩踏み出そうとするなど、明確な意思表示が伴っている場合を指します。
単に歩道に立っているだけの人、スマホを見ている人、立ち話をしている人を含めて「全員が渡ろうとしている」と見なすのは、法律の趣旨に反した拡大解釈であり、現実的な交通運用を無視しています。
■証拠映像の開示拒否という不透明な取締り
さらに不可解だったのは、警察官が取締りの際にカメラを携行していたにもかかわらず、私が「証拠映像の開示を求めます」と申し出たところ、こう答えたことです:
「開示義務はない。開示する手段もありません。」
証拠を根拠に納得のいく説明を求めることは、市民として当然の権利であり、行政機関には説明責任があるはずです。
それを拒否するのは、一方的かつ不透明な行政対応であり、到底納得できるものではありません。
■行政処分(2点減点)は自動的に課される――それでも私は不服を申し立てる
この取り締まりに関して、警察官はこう言いました。
「抗議をしても、行政処分としての2点減点は自動的に課されます。」
つまり、違反を認めていなくても、証拠も見せられなくても、一方的に減点が処理されてしまう仕組みになっているというのです。
これが本当に公正な法の運用でしょうか?
私はこの処分に対して、正式に不服申し立てを行うつもりです。
まだ手続きの詳細は分かりませんが、国民として保障された権利である以上、学びながら、あるいは法的支援を受けながら、私は最後まで正義のために争います。
■ノルマではなく“点数稼ぎ”という実態
警察の交通取締りには「ノルマはない」とされていますが、実際には“努力目標”や“件数の目安”という形で実質的な数字目標が課されていると、多くの関係者からも指摘されています。
こうした現場のプレッシャーが、「違反かどうかの微妙な判断」において、より重くドライバーに不利な方向に解釈されてしまう原因となっているのではないかと私は強く感じています。
■私は軽貨物運送業に携わる者として、他の仲間のためにも立ち上がります
私は軽貨物運送に従事する者として、今回のような理不尽な減点が与えられれば、今後の契約や保険料にも重大な影響を及ぼす恐れがあります。
同じような境遇のドライバーが、声を上げられずに泣き寝入りするような社会にはしたくありません。
だからこそ、私はこの件を最後まで争います。
不当な取り締まりがあったと感じたら、それに異議を唱えることは、私たち市民に与えられた正当な権利です。
■最後に
私は交通ルールを軽んじるつもりは一切ありません。
むしろ、歩行者優先の理念は、すべての運転者が共有すべき社会の良識です。
しかしその理念が、現場で歪められ、法を振りかざすだけの形式的な運用によって“点数稼ぎ”の道具になっているのだとすれば、それは断固として許されるべきではありません。
「ルールを守る者が報われる社会」――それこそが、私たちが信じたい法の姿です。
私は今後も、安全第一でハンドルを握りながら、
不当な取り締まりには声を上げ、正義のために行動する覚悟です。
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